地域障害児教育研究会(通称:みんなラボ)は特別支援学級・特別支援教室・通常学級で担任を務める教師をはじめ、障害児者等への教育に関心をもつ教育者・支援者で構成される団体です。
様々なバックグラウンドをもつ教師らの知見の交流、および専門家の学術的知見の融合を図り、障害児者のQOL向上を目指します。
【受講者の皆様の声】
「教師同士で知恵を煮詰めるだけでなく、専門家の見解を得ることができ、日々の指導につながった!」
「同じ学級種の教師で授業の手数を交換できた。レパートリーが一気に広がった!」
「密度の高い、有意義な時間でした!長年教師をしていますが、こんな研修会、見たことがありません!」
「自分の経験の中だけでやっていることを実感し、勉強不足を痛感!続けて勉強していきます!」
【このような先生のご参加をお待ちしております】
・専門性を高めたいが、何をどんな順番で学べばよいか分からない。
・児童生徒の行動上の問題にお悩みの方
・学習指導の力を高めたい方
・日常生活動作等、暮らしの力をいかに指導するか知りたい方
・アセスメントと指導技法に関する知見をお求めの方
・海外の最新の指導法を知りたい方
・ご自身の知見を報告・執筆・発信したい方
・行事や交流に関するノウハウがほしい方。
会員数:242名
設立:2022年9月
代表:河村優詞
年会費・入会金:無料
入会希望:上段の「参加希望・お問い合わせ」のフォームよりご連絡ください。
【みんなラボのスタッフ】
★教員研修(勉強会シリーズ)
岡部純也・齋藤まどか・奥本あすか・河村優詞
★保護者支援事業
秋元涼子・奥本あすか・宮内由香里・松本ひかり・野呂尚史・野村千香子・藤田康子・河村優詞
および関西応用行動分析学研究会、他
★若手ゼミ運営委員
秋元涼子
★幼稚園・保育園支援事業
堀尾育子・奥本あすか・河村優詞
★市民啓発事業、WEB運営、他
有志の先生方が手伝ってくださっています。
★ボランティアチーム
学生他、9名
【ビジョン】
・とにかくひたすら「子どもを大切にする」
・そのために「教師も大切にする」
↓
・専門家「教師」の復活 指導への自信、医療レベルで
・ピンチの子ども・先生を決して見捨てない
・現在と将来のQOL向上 発達の最大化
・常に新たな知見を求める。
【方針】
・席があれば子連れ可。ドレスコード無し。「レジャーを兼ねられる研修会」まったり長く続けられる
・バリバリ学術研究したい人から、ちょっとだけ勉強したい人、悩みを相談したい人など、様々なニーズを満たしたい。
・子どもに関連することには精密かつ全力で取り組み、他のことはルーズに(その分のパワーを子どもへ)
例:総会での「会計報告→拍手で承認」のようなものは全部カット(メールで見たい人だけ見る)
・異動しても、どこからでも参加OK!縁をずっと残したい。
・極限まで低コスト化、できれば無償化
【原則対面とするの理由】
・相互交流を兼ねている
・相談をしたい人、相談に乗れる人を繋ぐ
・研修効果の増加
【心理的に安全】
・講師や発表者はいきなり挙手・指名をしない。
・議論のルール「攻撃禁止、活用点と紹介」
・原則輪番はやらない。行事前に被ると教室がおろそかになる。
推薦は歓迎するが、子どもが優先
【他の研究会との差】
・非常勤や地域外、支援員などでも可→異動しても参加可
・スケジュールにある程度融通が利く。
・経験知を煮詰めるだけではない
①学術的なバックグラウンドのある専門研修を系統的に受講可能(点ではなく線と面)
②明日からパッと使える研修や、実践発表も併用
③「学習者は常に正しい」子どもを最優先にする
・時間にゆとりのある土日が中心、子どもを急いで下校させないで済む
【個人情報保護および参加者保護の指針:以下の方針を守れる方のみご参加下さい】
①「個人情報を出さない」子どもと教員の個人情報保護に協力する。
②「資料をSNSなど不特定多数の人が見る場所に出さない」著作者に権利が帰属する。
③「攻撃しない」議論の中で他者を攻撃しない。
④オンライン参加時は公共の場所不可。公共のWifiも不可。
学術研究と現場が支えあう
これまで行われてきた教師向け研修やサークル活動における知見の中には、学術的な知見に基づかない、経験則に依存した見解が多数含まれていました。
経験則は教育を充実させる上で無論重要な知見です。しかし、科学的な検証方法に基づく実証研究を土台とし、系統的な研修を行うことで、より一層教師の専門性は高まり、子供たちの力を引き出すことができるようになることでしょう。
また、多忙な中での研修は「スポット」の研修で完結しがちです。しかし、特定の指導法を学ぶ上で、一度の研修のみでその指導法をしっかりと身に付けられることは少ないでしょう。そこで一つのジャンルをシリーズ研修として系統的に学ぶことが大切になってきます。
これらを踏まえて本会は系統的な専門知識の研修を重視し、さらに実践的な「手数」として使用しやすい指導技法を紹介し、教師の専門性の向上と実践技法の習得を目指します。
現場と現場が支えあう
同じ学校内で特別支援学級等の担任を務めた経験のある教師の人数は何人くらいいるでしょうか。指導につまずき、相談したいと思っても、同じ学校内で相談できるベテランの人数は通常の学級と比較して限られていることでしょう。
また、担任の裁量の広さから、学校間・教師間で指導のレベルに大きな差が生じている現状があります。しかしながら教師は多忙であり、定期交流の機会確保は容易なことではありません。つまり「アドバイスが欲しい若手教師」と「経験豊かなベテラン教師」が同じ地域に存在しつつも、それらが孤立しているのです。
そこで、本会では教師間の交流の場として、経験の共有を図ります。また、交流場面では「学芸会」「校外学習」「運動会」のように原則としてテーマを決め、教師の一年間を網羅的にサポートすることを目指します。
【コンテンツ】
本会では学術的・専門的な知見の系統的な研修、明日からパっと使える小ネタ、交流会などを組み合わせ、教師のニーズに即した研修会を実施します。
①学術講座・シリーズ講座:修士レベルまで系統的・体系的に専門知識を学ぶ連続研修
学部の学習は現場に出た後再度学ぶと効果が大きくなる→学び直す→しかしそれでも不足。
休んだ人向けの短時間おさらい講座も実施→まったり継続することが大切
効果は大、しかし指導成果が変わるまでに時間がかかるし、少しだけ専門用語も覚えることになる
②実践講座・トピック講座:すぐに実践に結びつく実践技法を学ぶ研修
パッと持ち帰って明日の授業に使える講座、実際に体験する講座、レクのネタなど
進学就労、当事者の話などのトピック
③お土産交換会:現場の財産を共有する
(この会に来ると仕事が減る、夏休みが増える!かも…)
「学芸会の台本交換会」「衣装のアイデア」
「作品展の作品写真」「遠足宿泊の行先・時期リスト」「図書の時間の読み聞かせ推薦絵本」
※特に若手の先生、疲れている時は何も持ってこなくても可!月曜日の授業に元気を残す!
後ろめたさをゼロの方法を考えます!
④実践発表・持ち込み企画(自薦・他薦OK、輪番NG)
議論は「活用と紹介」で!攻撃せず、そこから学び、活用できる点を探す。
類似事例にどう指導したか紹介しあう。失敗談なども大歓迎
クオリティや長さは問いません!
年間MVP!「実践賞」を表彰!
⑤ (希望者のみ)若手ゼミ・フリー情報交換・学術研究ゼミ・閲覧会など
相談会、情報共有
指導のコンサルテーション・相談会・検討会・輪読会
書籍出版希望のある方、編集会議(現在進行中:学級運営ノウハウ)
実践報告の出版希望がある方の相談会
学術研究・指導法開発
発達検査(情報公開に制限あり、現役教員または修士課程以上の学生)
※参加者プレゼント
職員室の机の透明シートに挟んでおくリスト類など
(お薬、遠足行先、推薦絵本リスト、デイサービスマップなど)
※番外編
障害体験講座、他の会とのコラボ、学会ツアー